1年を通じて温暖で天災の少ないと言われる「晴れの国 岡山」。そのほぼ中心部に位置する小さな町が久米南町です。久米南町の東側の台地の上に広がる地域が《山手地区》です。全戸でも70戸と、本当に小さな集落です。
「コンシデーレ山手」は、山手地区に移住・定住してくださる方を募集したり、移住や定住の促進のためのさまざまな活動を行います。
高齢者が多い、子どもが少ない・・・。いろいろな問題もあります。
でも、地域のいろいろな立場の人が集まって、それぞれの持ち味を生かすことを考えていくと、いろいろなことができそうな気がします。
そんな思いで、コンシーデレはつくられています。 そして、いつもみんな笑顔です。
山手地区の住民どうし、新規農業従事者と山手地区住民のつながり、また、広く町の内外にも呼びかけ、高齢者世代と子育て世代や若い世代とのつながりといった「人と人とのつながり」をもたせる取組を進めています。
そして、そこからコミュニティの活性化や山手への移住・定住の促進を図る事業を行うことを目的にしています。
4月 | その年の予定や活動内容を確認 | ふれあいサロン「お花見」 |
5月 |
山手夏祭りの準備会 発足 今年の活動の決定 ⇒R4・5:山手カルタ R6:屋号調査 &ヤギで地域つくり |
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6月 | ヤギがやって来る予定 | ふれあいサロン(隔月開催予定) |
7月 | ||
8月 | 山手夏祭り開催 | |
9月 | ||
10月 | ||
11月 |
地域居酒屋「おつかれ」開店 (毎週金曜日の開店です) |
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12月 | 大晦日も「おつかれ」開店 | 自主防災訓練 |
1月 | 正月から「おつかれ」開店 | ふれあいサロン「新年会」 |
2月 | 「おつかれ」 閉店 | |
3月 |
こんな話し合いをしながら、取り組みを進めています。
○空き家・空地の情報収集・片付け・改修等
・これまでに収集してきた空き家情報をもとに、空き家の持ち主への連絡等による更なる
情報の収集。
・空き家マップ(持ち主の了解を得たもの)を作成し、会員内での情報共有の後に,新規
農業従事者や移住・定住希望者への情報提供が随時行えるような体制の整備。
・コンシーデレ山手のホームページへ町の空き家バンクサイトをリンクさせた空き家情報
の発信。
・空家・空地の持ち主や移住希望者等と連絡をとり情報収集するとともに、空家の片付け
や改修。また、移住後のサポート体制の整備。
○移住・定住のための空家・お試し住宅等の整備
・移住・定住に向けたお試し住宅の整備について、地域団体が運営する古民家、宿泊施設
短期賃貸住宅等の整備に向けた調査や研究。
・先進地域の取り組みの情報収集や施設等の視察、それらに関する有識者を招いての研修
会等を開催。
○地域の再発見と情報発信
「山手夏祭り」の企画・準備を中心に、地域住民、新規農業従事者、訪問者等を巻き込んだ取り組みを探っていく中で、この2年間で積み重ねてきた農業の魅力、山手地区の魅力等をホームページやフェイスブック等を活用し、町外へ情報発信。
○地域再発見、情報発信の取組を発表する場づくり
・地域外の団体等の交流の場として「山手夏祭り」の開催。
・毎年「フォトコンテスト」「山手カルタ作成」等のイベントに取り組み、若者世代,高
齢者世代、新規就農者等が参加・交流できる場の設定。
○地域再発見,情報発信等の基地づくり
・行政や地域住民、新規農業従事者、訪問者等どうしの情報をまとめたり、活動の内容を
発信したりするお互いの連携を進める基地としての機能の充実。
・比較的農作業の少ない冬季でのイベントについては、居酒屋「おつかれ」(11月から
2月の毎週金曜日)を開き、高齢者・子どもを含む町内外の人々に交流の場の提供。